両親世帯
旧家の伝承を取り入れた和風、バリアフリー設計を基本とする。
現代生活に合わせ和室は主室予備室3室のみ、居間食堂夫妻個室は和を取り入れた様式となっており生活動線バリアフリー化をなす。
平屋建ての面積規模より生ずる建物中央部、不採光通風障害を内庭を設け対処し同時に浴室前庭を兼ねるプライバシーの保たれた浴養タイムが楽しめる。
- 構成素材=大断面梁以外全て国内芯持ち材
- 和室造作材=杉1式
- 一般造作材=米松脱脂処理柾目材
- 床=和室−畳、居室全般−磁気タイル、フローリング
- 壁=新京壁、ジョリパット塗り壁
- 天井=杉目合板、クロース貼り
- 外壁=米松化粧柱+大理石粉混入塗り壁
- 屋根=銅板柿葺き+一文字瓦
若夫婦世帯(両親+男子子供)3人構成
育ち盛り活発な子供に対応し、家全体を開放感溢れるカントリースタイルな空間構成となっている。
子供の独立、協調心を養うため室を1階主居室脇に、夫婦個室は2階に設ける。主居室吹き抜け部2階ホールに読書室、書庫を兼ねたコーナーを設け、広々とした天井構成が一層の余裕空間を感じる。
- 構造部材=一式国内芯持ち材
- 造作、床材=松、桧等国内材
- 壁=ジョリパット塗り
- 天井=杉板貼り
- 外壁=1階モルタル、2階板貼り
- 屋根=瓦葺き